“病気じゃないけど苦しい”あなたへ

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1. その「つらさ」に名前がつかないとき

健康診断では「異常なし」。

病院に行っても「特に病気は見つかりません」。

それでも、朝起きるのがつらかったり、気持ちが沈んだままだったり、胸の奥が重たい日が続くことがあります。

「病気じゃないなら、我慢すべきなのかな」

そう思って、誰にも言わず抱え込んでしまう人は少なくありません。

2. 心のSOSは“数値”に出ない

血液検査やレントゲンには、心の疲れやストレスは映りません。

けれど、私たちの感情やエネルギーは、日々の出来事や人間関係によって確実にすり減っていきます。

・寝ても疲れが取れない

・理由もなく涙が出る

・趣味や好きなことに興味が持てない

これらは「弱いから」でも「怠けているから」でもなく、心が「そろそろ限界だよ」と教えてくれているサインです。

3. “軽いうち”に話してほしい

心の不調は、早めにケアするほど回復が早くなります。

たとえば、少し熱がある段階で休めば、こじらせずに済むのと同じです。

「まだ大丈夫」と思っても、信頼できる人や専門家に話すことは、心の休息になります。

ハルベリーでは、傾聴を大切にし、あなたの気持ちを受け止めるカウンセリングを行っています。

「病気じゃないけど苦しい」という気持ちも、そのまま話して大丈夫です。

4. あなたへのメッセージ

「病気じゃないから」と、自分の苦しさを軽く見ないでください。

誰かに話し、安心できる時間を持つことは、心の健康にとって立派な予防です。

あなたのその感覚は、ちゃんと意味があります。

そして、その声に耳を傾けてあげられるのは、ほかでもない“あなた自身”です。

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