繊細すぎて自己否定してしまうときの対処法

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〜「こんな自分でいいのかな…」と思ったあなたへ〜

「また考えすぎて失敗した…」
「自分なんて、みんなの足を引っ張ってるだけかも」
「どうして私は、こんなに傷つきやすいんだろう」

そう思ったことはありませんか?

繊細な気質を持つ人ほど、ちょっとした出来事や言葉に心が揺れやすく、
その結果、自分を責めるクセ=自己否定のループに陥ってしまうことがあります。

でも、その苦しさには理由があります。
そして、少しずつラクになるヒントも、ちゃんとあります。

■ なぜ繊細な人は自己否定しやすいのか?

✅ 1. 「他人の気持ち」を優先しすぎてしまう
HSP(Highly Sensitive Person)の方は、共感力が高く、相手の気持ちにとても敏感です。
だからこそ、「自分のせいかもしれない」と感じてしまいやすいのです。

✅ 2. 完璧を目指しすぎる
繊細な人ほど「ちゃんとしなきゃ」「迷惑をかけたくない」という思いが強く、
小さな失敗でも、自分を過剰に責めてしまう傾向があります。

✅ 3. “考えすぎ”による自己解釈の歪み
頭の中でぐるぐると考えすぎることで、「悪いのは全部自分だ」と思い込んでしまうことがあります。

■ 自己否定のループから抜け出すヒント

🌱 1. 自分の心に「やさしい言葉」をかけてみる
たとえばこう問いかけてみてください:
「本当に“全部”私のせいかな?」
「大切な友人が同じことを言っていたら、どう声をかけるだろう?」
他人に向ける優しさを、少しだけ自分にも向けてあげてください。

🌱 2. 感じたことを「悪いもの」と決めつけない
傷つきやすいこと、落ち込みやすいことは、決して弱さではありません。
それだけ感受性が豊かで、人の気持ちを大切にできる人なのです。

🌱 3. 小さな“できたこと”に目を向ける
自己否定が強いと、「足りないところ」ばかりに目がいきます。
でも、「今日、ちゃんと起きられた」「一言あいさつできた」など、小さな達成感を見つけて、自分を認める習慣をつけていきましょう。

■ 自分の繊細さを、大切にしていい

繊細さは、必ずしも生きづらさの原因ではありません。
それは、人よりも深く物事を感じられる“才能”でもあるのです。

自己否定をやめようとするのではなく、
「この気持ちを抱えたままでも、生きていける」
という視点を持つだけで、心がふっと軽くなることもあります。

■ 誰かに話してみることも、ひとつの対処法

ぐるぐると考え続けるだけでは、気持ちが整理されないこともあります。
誰かに話すことで、自分の中の思いや感情が少しずつ言葉になっていきます。

必要なら、カウンセリングなどの専門的なサポートを使っても良いのです。
あなたは、助けを求めていい存在です。

あなたが今日ここまで頑張ってきたこと。
それだけで、十分に価値があります。

どうか、自分自身の繊細さに「ダメ出し」ではなく、
少しの「ねぎらい」と「やさしさ」を添えてあげてくださいね🌿

著者

HARUberry

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