🌿HSPと「共感疲労」

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― 優しさが疲れに変わるとき ―

HSP(Highly Sensitive Person)は、
感受性が高く、共感力に優れた特性を持ちます。

その優しさは、人を支え、癒す力になります。
しかし一方で、他人の痛みを深く受け取りすぎてしまうことで
心が疲れ切ってしまうことがあります。

それが、
共感疲労(Empathy Fatigue)
です。


🔍共感疲労とは何か?

心理学では共感疲労を、

「他者の苦悩に継続して接することで、精神的負担が蓄積し、疲弊する状態」

と定義します。

とくに👇

  • 医療・看護・介護
  • 教育
  • 対人援助職
  • 家族やパートナーのケア
    で起こりやすいとされています。

HSPは共感性が高いため、
共感疲労になりやすい気質なのです。


🧠脳科学的にみた共感疲労

HSPの脳は、
・扁桃体(危険・ストレス反応)
・ミラーニューロン(共感神経)
が強く反応し、

他者の痛みを 自分ごととして処理してしまいます。

この状態が続くと👇

✔ エネルギーが急激に消耗
✔ イライラ、無気力感
✔ 眠れない
✔ 仕事への恐怖感や逃避感

といった症状が現れやすくなります。


✨こんなサインがあったら要注意

行動サイン心のサイン
誰かのために動きすぎる感情が枯れるような感覚
断れない「私が何とかしないと」という焦り
自分より他人を優先自己否定が強まる
少しの失敗でも深く落ち込む漠然とした疲労・虚無感

優しい人ほど、気づいた時には限界ということも。


🌸共感疲労を防ぐための4つの対策

① 悲しみの共有と「切り離し」を意識

相手の感情と
自分の感情を混ぜない 練習をしましょう。

「相手は苦しんでいる」
「私はそれを見て辛いと感じている」

この区別が心を守ります。


② 小さな「休息の儀式」を日常に挟む

看護や介護、接客など
疲れる場面の後には👇

・深呼吸
・温かい飲み物
・数分の静寂
・自然に触れる

脳をリラックスモードに切り替える時間を。


③ 自分の感情を表現する習慣を持つ

溜め込むほど疲れてしまいます。
書く、話すなどして外に出しましょう。

心は外に出すと回復する性質があります。


④ 「できること」と「できないこと」を分ける

相手を救える範囲には限界があります。
これは冷たさではなく、現実的な優しさです。


💡優しさを失わないために

共感できる力は、
人を支える尊い力です。

ただその力が大きいからこそ、
自分を守らなければ続かないのです。

自分を犠牲にする優しさは、
長くは持続できません。

境界線を引き、休息を確保し、
自分に優しいケアを忘れずに。


💬最後に

HSPのあなたは、
人の痛みを理解できる貴重な存在です。

でも、どうか忘れないでください。

あなたの心にも、大切にされるべき領域があるということを。

Haruberryは、
あなたの優しさがあなたを苦しめないよう
寄り添い続けます。

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