なぜか、看護師ばかりに負担が集まると感じるあなたへ
「担当なんだから、どうにかして」
「多職種連携、ちゃんとやって」
「退院どうするの?」
そんな言葉をかけられて、
苦しくなったことはありませんか。
さらに、
「なんでそんなミスするの?」
「まだそんなことも出来ないの?」
「看護師なのに知らないの?」
といった言葉が重なると、
心が削られていく感覚になることもあると思います。
本当は、
・患者さんのことを考えている
・周りにも気を配っている
・できる範囲で最善を尽くしている
それでも、
👉「なぜか自分ばかりが背負っている」
そんな感覚になるのは、
あなたの問題ではないかもしれません。
看護師に負担が集まりやすい理由
看護師は、
・医師
・薬剤師
・リハビリ
・ソーシャルワーカー
・家族
さまざまな立場の人の間に立つ存在です。
そのため、
👉調整役になりやすい
という特徴があります。
しかし本来、
👉多職種連携はチームで行うものです
それにもかかわらず、
👉「とりあえず看護師がやるもの」
という空気が生まれてしまうことがあります。
現場で実際に起きている負担の偏り
ここで、実際によくある場面を見てみます。
■カンファレンスで誰も動かない場面
カンファレンスの場では、
・意見は出る
・問題も共有される
でも、
👉「誰がやるか」は決まらない
少し沈黙が流れて、
なんとなく視線がこちらに向く。
👉そして、空気で決まる
「じゃあ、担当看護師さんで」
断る理由もなく、
引き受けるしかない。
でもその瞬間、
👉“また自分か”という感覚が残る
これは、
👉明確に押し付けられているわけではない
だからこそ、
👉断りにくい
これが、
👉空気による役割の押し付けです
■退院調整を丸投げされる場面
退院が近づくと、
いろいろな話が一気に動き出します。
・家族への説明
・サービス調整
・日程の調整
本来はチームでやるはずのことが、
いつの間にか、
👉自分のタスクになっている
誰かに「やって」と言われたわけではない。
でも、
👉やらないと進まない
そして、
👉担当看護師なにやってるの?と言われてしまう
つまり、うまくいかなければ自分の責任になる
その積み重ねで、
👉少しずつ、しんどさが溜まっていく
なぜこのようなことが起きるのか
これらに共通しているのは、
👉「役割が曖昧なまま、空気で決まっている」
という点です。
そしてその結果、
・断らない人
・気づける人
・調整できる人
に負担が集中していきます。
ヒエラルキーと空気構造
医療現場には、
👉見えない上下関係(ヒエラルキー)
が存在しています。
・強く言える人
・責任を持たない人
・立場が上の人
こうした人ほど、
👉役割を押しやすい構造
になっています。
そしてその中で、
👉看護師は断りにくい立場になりやすい
さらに、
👉空気(同調圧力)
が加わることで、
👉「やるのが当たり前」という状態が出来上がります
空気構造の中で起きていること
ハルベリーでは、この状態を
👉「空気構造」として捉えています
空気とは、
・同調圧力
・役割の押し付け
・無言の期待
こうした“見えない力”のことです。
そしてこの空気は、
👉強い側に有利に働きます
その結果、
👉頑張る人ほど、さらに頑張る構造
が出来上がってしまいます。
あなたが弱いわけではありません
ここで大切なのは、
👉「自分が悪い」と思わないことです
あなたがつらくなっているのは、
・弱いからではなく
・感じ取れる力があるから
そして、
👉その力が消耗する環境にいる
それが重なっているだけです。
少し楽になるためにできること
ここで必要なのは、
頑張ることではなく
関わり方を調整することです
✔全部を背負わない
「これは本当に自分の役割か?」
と一度立ち止まる
✔一人で抱えない
「チームで進める前提」に戻す
✔少し距離を取る
・すぐ反応しない
・全部に応えない
✔言葉にする
「ここは他職種と一緒に調整が必要だと思います」
「ここまでなら対応できます」
やわらかくてもいいので、
境界線を言葉にすることが大切です
最後に
もしあなたが今、
「なぜか自分ばかりがつらい」
と感じているなら、
それは、
あなたの問題ではなく
空気の問題かもしれません
無理に強くならなくても大丈夫です。
あなたのままで、
少し楽に働く方法は、ちゃんとあります。
🔗関連記事
・HSPは甘えと言われて苦しいあなたへ|それは“空気の問題”かもしれません
・「HSPって、甘えだよね」と言われたときの対処法|職場・家族で使える境界線の引き方
・看護師なのにHSPでつらいあなたへ|優しさが消耗してしまう理由と対処法
・空気とは何か
・境界線とは何か







